• レギュレーション
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モリタ ジン

モリタ ジン

入賞履歴
ポケモンジャパンチャンピオンシップス2026 シニアリーグ 優勝
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ポケモンジャパンチャンピオンシップス2026 シニアリーグ 優勝

01 ポケカを始めたきっかけ

マイペースに楽しんでいたポケカ マルヤクデVMAXでのシティ準優勝が転機に

ポケカを始めたきっかけを教えてください。

小学校1年生の頃におもちゃ屋さんでやっていたポケカの体験会に参加して、そのまま「GXスタートデッキ ライチュウ」を買ってもらって始めました。最初は少しずつカードを集めながら、たまにジムバトルにも参加して、ゆっくりマイペースに楽しんでいました。約1年後の「チャンピオンズリーグ2020 東京」で初めてCLに出場してファーストステージを突破したり、その後負けて悔しくて泣いたりもしましたが、このときも本気で勝つためにやっていたかというとそうではありませんでした。

意識が変わったのはどのタイミングだったのでしょうか?

初めてシティリーグで準優勝したときだと思います。自分なりに作ったマルヤクデVMAXのデッキを使って、みんなが真剣に戦う公式大会で準優勝できたことが嬉しくてモチベーションがいっきに高まったのを覚えています。

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カードがない故の工夫が実力の土台に

具体的にはどんな変化がありましたか?

それまでは勝つために強いカードを集めるっていう意識はなくて、持っているカードで何とか勝てるようにデッキを組もうとしていたんです。だからマルヤクデVMAXのデッキもいま思えば足りない要素がたくさんあって、決して強いデッキではありませんでした。でもこれを機に勝ちたいという思いが強くなって、そのためにカードを集めるようになりました。

(お父さん)あの頃と比べて息子は見違えるほど強くなりましたが、その根底にあるのは当時の経験だと考えています。マルヤクデVMAXのデッキを始め、カードを多く持っていないがゆえに勝つための思考を積み重ねてきたこと。ポケカの基礎を楽しみながら学んできたことが、彼の力の源になっているのだと思うんです。

02 得意なデッキ

シニアリーグで勝つために必要な 相手に合わせる柔軟な戦いかたを習得

得意な戦いかたを教えてください。

ジュニアの頃は相手のポケモンを一撃で倒してサイドをどんどん進めていくデッキを好んで使っていましたが、シニアになるとその戦いかたが通じなくなって急に勝てなくなりました。シニアの選手たちは自分の使っているデッキだけでなく、幅広いデッキの知識があるので、相手がされると嫌な行動を的確に突いてきます。自分もそういう戦いかたができるようにならないといけないと気づいて、相手に合わせて柔軟に戦うための練習を始めました。

どんな練習をされたのですか?

知り合いが定期的に開いてくれる練習会に、プレイングのとても上手な人とデッキ作りがとても上手な人がそれぞれいたんです。その方たちに直接アドバイスをしてもらったおかげでプレイミスが目に見えて少なくなりましたし、いろいろな構築の知識が身について相手がされたら嫌なことが分かるようになりました。ジュニアの頃に比べてかなり冷静にプレイできるようになったと思います。

03 デッキ作りで
大事にしていること

環境トップに強い環境トップを目指す PJCSでは使い慣れたデッキを信頼して選択

デッキ作りで大事にしていることを教えてください。

環境でトップクラスとされるデッキを選びつつ、同様のデッキに有効な対策カードも厚めに採用するようにしています。

「PJCS2026」で使ったドラパルトex&バシャーモexのデッキは、以前から使い続けており、プレイの練度に自信があったことが選択の大きな理由です。また、バシャーモexで弱点を突ける草タイプのポケモンが増えていた一方で、序盤から素早く攻めるデッキは減っていました。そのため、2進化ポケモンを2種類採用していて展開に時間がかかるこのデッキでも、十分に間に合うと判断しています。

またイベルタルのワザ「わしづかみ」やオーガポン いどのめんexのワザ「すすりなく」などバトルポケモンをにげられなくするワザへの対策ないしワザ「バーニングソルト」を使ってワザが使えなくなったバシャーモexをベンチに下げるために、ポケモンいれかえのようなカードが欲しいと考えました。スグリも候補でしたが、最終的には回復も担えるAZの安らぎを選びました。

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サンダルを履くとポケカが強くなる!?

国内では高校3年生までが所属するシニアリーグにて、ジン選手は中学3年生ながら優勝を果たしました。その強さの秘訣は何なのでしょうか?

ずばり、サンダルを履いているからです!

どういうことですか……!

「ポケモンWCS2025」を現地で観戦していたときに気づいたんです。上位卓の選手の多くがサンダルを履いていることに! 海外の選手だけではありません。3位に入賞した知り合いもサンダルを履いていました。「PJCS2026」のマスターリーグで優勝したオオタケ トシユキ選手もサンダルユーザーです! つまり今年の日本チャンピオン3人のうち2人がサンダルを愛用しています。サンダルを履けば強くなれるのは間違いありません……。

(お母さん)夏はまだしも、冬もサンダルを履き続けるのでいろいろな方に「ジン君、靴ないの?」と心配されて何とも言えない気持ちでした。

今後はポケカプレイヤーたちの足元にも注目すべきかもしれませんね。

04 一番思い出に残っている
大会、使用したカード

本気の練習で初めてCLを完走 自己最高の20位が更なるモチベーションに

いちばん印象に残っている大会は何ですか?

「CL2022 京都」です。シティリーグでの準優勝を機にちゃんと練習をするようになって、デッキもお父さんが考えてくれたゲンガーVMAXのガチなデッキを持って臨みました。その成果がしっかり出て、初めてCLでドロップすることなく最後まで戦い抜くことができたんです。

しかも最終順位が20位で勝利賞のオリジナルデッキシールドももらえたのがすごく嬉しくて。それまでは最後まで戦えればいいなと思っていたのが、つぎも絶対に最後まで戦いたいという強い気持ちに変わりました。

僕にとって競技としてのポケカの第一歩を踏み出した大会で、大きなターニングポイントだったと思います。

05 好きなカードとその理由

大舞台で活躍したポケモンたち いまも忘れられない大切な相棒

好きなカードを教えてください。

特性「うらこうさく」のジメレオンとインテレオン、そして進化前のメッソンです。山札から好きなカードを持ってくる効果のカードは総じて好きですが、とくに特性「うらこうさく」のポケモンたちは初めてシティリーグで優勝したときや「ポケモンWCS2022」で11位になったときのデッキにも入っていて、勝利に大きく貢献してくれたカードなので思い入れが深いです。

好きなポケモンも教えてください。

ゲンガーです。ゲンガーVMAXもたくさんの大会で僕を勝たせてくれたポケモンで、初めて世界大会に出場できた2022年のCSPは半分以上ゲンガーVMAXといっしょに勝ち取ったものでした。あの頃の相棒として、いまでも愛着がありますね。

06 よく行くジム

初心者を支えるティーチング 教えることでさらに深まるポケカの理解

よく行くジムはどこですか?

【CARDBOX】青馬堂矢向店です。僕が初めてジムバトルに参加したのもこのお店で、いまもよく行きます。ジムバトルや自主大会などの対戦系イベントだけでなく、初心者向けのティーチングイベントも開催されていて僕もたまにお手伝いさせてもらっています。もし近くにお住いの初心者さんがいれば、ぜひ来てくださいね!

どうしてイベントのお手伝いをしようと思ったのですか?

ひとつは、これまで参加者としてしかイベントに関わったことがなく、運営側も経験してみたかったからです。もうひとつは、誰かに教えることで自分の理解をより深められたり、新たな発見ができたりするので、ポケカの上達に繋がるのではないかと思ったからです。それと同時に誰かが喜んでくれるなら、いいことづくめですね。

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歓びを分かち合える仲間がいること

ポケカをやっていてよかったと感じることはありますか?

PJCS優勝トロフィーのような世界に数個とない貴重なものを自分の力で手に入れた事実がとても嬉しいです。その喜びをまた味わうために、またつぎの大会に向けて頑張れる気がします。

(お母さん)この子が日本一になった瞬間、私は実感がなくて呆然としてしまっていました。でもそんな私以上に、お友だちやそのお母さんたちが泣いて喜んでくれていたんです。優勝したことも信じられないくらい凄いことだけど、そうやって息子の優勝を我がことのように喜んでくれる人たちがこんなにたくさんいるんだということが、私は何より嬉しくて感動しました。8年間続けてきてよかったし、これからも楽しんでほしいと思います。

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