5歳のときにポケモンのイベントに連れて行ってもらって、おじいちゃんとおばあちゃんにポケモンカードゲームXY「はじめてセット」を買ってもらったのがきっかけです。最初はお兄ちゃんといっしょに対戦して遊んでいました。

少しずつちゃんとした対戦をするようになったのは「ポケモンカードゲーム サン＆ムーン」からです。その頃はお父さんとよく対戦していたのですが、なかなか勝てなくて……。もっと強くなりたいと思い、「ポケモンカードゲーム ソード＆シールド」に移行したくらいから本格的に大型大会で上位を目指して練習するようになりました。いまはお父さんとの戦績は五分五分くらいです。

山札をたくさん引いて手札を増やしていくよりも、ジメレオンやインテレオンの特性「うらこうさく」のように、山札から好きなカードを選んで手札に加えるようなカードを使うデッキが得意です。

次の番、さらにその次の番の相手が取る行動を考えて、その場だけではなく最終的に勝つために必要なカードを選ぶように心がけています。また、自分の行動もいくつかのパターンを想定して、どれがいちばん正しいか考えるようにしています。

大型大会では、使用率の高いデッキには必ず勝ち切れるように構築を組んでいます。たとえば「ポケモンWCS2022」ではミュウツーV-UNIONの使用率が高いと考えていたので、しっかり勝ち切れるように準備していました。

はくばバドレックスVMAXを採用し、こだわりベルト2枚とダンデをデッキに入れました。これでバドレックスVMAXのワザ「ダイランス」がついているエネルギーを1枚トラッシュして250ダメージ、こだわりベルトとダンデでそれぞれ30ダメージ増えて、HP310 のミュウツーV-UNIONを一撃で倒せるようになります。デッキに入れるカードは1枚1枚明確な目的をもって採用するように意識しています。

2021年に初めて参加したシティリーグです。ピカチュウ＆ゼクロムGXとライチュウ＆アローラライチュウGXのデッキを使って優勝したのですが、その時の決勝戦で戦った相手とはその後も何度か大会で対戦する機会があって、徐々に仲良くなっていっしょに練習するようになったんです。その仲間といっしょに「ポケモンWCS2022」に参加できたので、思い出深いです。

もうひとつ、「チャンピオンズリーグ2022 京都」も印象に残っています。僕はルカリオ＆メルメタルGXのデッキを使ってポケモンWCS2022の出場権を獲得できました。それも嬉しいのですが、同じ大会で仲間もいっしょに権利を獲得できたので2倍嬉しかったです。ちなみにシティリーグ決勝で戦ったのとは別の仲間で、世界大会にはたくさんの仲間といっしょに参加できてよかったです。

ルカリオ＆メルメタルGXです。「ポケモンWCS2022」の出場権を獲得できたのは「チャンピオンズリーグ2022 京都」でこのカードが活躍してくれたおかげなので、思い入れが強いです。カードの性能としても、GXワザ「フルメタルウォールGX」を使うことで不利な盤面からでも相手のエネルギーをトラッシュして、形勢を逆転して勝ち筋を作っていけるところが気に入っています。

ルカリオです。ルカリオ＆メルメタルGXをたくさん使っているうちに好きになりました。

宝島稲沢店と宝島一宮店によく行っていて、とくに予定がなければ毎週末通っています。

お父さんといっしょに練習することがいちばん多いです。大型大会が近くなると、毎晩何度も対戦しています。

（お父さん）子どもに勝てるようにジムバトルや大会に参加して、強い人からいろいろとアドバイスをいただいています。そしてそれを子どもに還元できるように、私自身も理解度を高めるよう心がけています。