4歳のとき、別のカードゲームを遊んでいたのですが、お父さんといっしょに『ポケモン GO』を遊ぶようになってポケモンが大好きになったんです。それからは、大好きなポケモンとカードゲームが同時に楽しめるポケカを遊ぶようになりました。 こどもの日にお父さんに「スターターセット草 ジュナイパーGX」と「スターターセット改造 カプ・ブルルGX」を買ってもらい、一緒に対戦したのが始まりです。

ポケカの前にやっていたカードゲームでも大会に出たことがあったので、始めてすぐにジムバトルなどに参加していました。大型大会に参加したのは、ポケカを始めた5月に参加した「チャンピオンズリーグ2017 大阪」が初めてでした。別のカードゲームをいっしょにやっていた友達も同じ大会に参加していたのですが、じつはポケカの世界大会に毎回出場しているくらいすごい選手だったことを知って驚きました。ガンスリンガー形式の大会だったので、何度も並びなおしましたが、1度も勝てませんでした。それがすごく悔しくて、それからカードをたくさん集めて、デッキを何種類も組んで、練習もいっぱいするようになりました。

そのときの環境に不利な相手ができるだけ少ないデッキタイプで、毎試合安定した動きができるデッキを組んで、対戦中は堅実な立ち回りを意識しています。動きが安定しないデッキを使って、やりたいことができずに負けるのが一番悔しいです。チャンピオンズリーグのように試合数の多い大型大会では、なおさら安定感が重要になると思います。安定が一番です。

（お父さん）普段から口癖のように「安定、安定」と口に出し続けているんですよ。手堅いデッキ選択と安定した立ち回りは、息子のいちばんの強みだと思います。

まずはそのときどんなデッキが流行っているのか、環境を研究するところから始めます。使用率の高いデッキに不利を取らないようにしつつ、とにかく安定して動けることを第一に考えてデッキを組みます。このとき、カード1枚1枚について採用する意味を自分の中でハッキリさせることが大事だと思います。その後はひたすら練習します。練習は裏切らないし、せっかく強いデッキができても練習しないと勝てません。

朝起きたら、学校へ行く前にお父さんと対戦しています。帰ってきたら、ひとり回しをしながらデッキ構築を考えます。月、火、木はリモート対戦もしています。土日は1日中練習するか、大会に出て実戦経験を積んでいます。

初めて大型大会に参加した「チャンピオンズリーグ2017 大阪」と、初めて優勝することができた「チャンピオンズリーグ2022 京都」が、同じくらい思い出に残っています。

はい。でも、その悔しさがあったからこそ、ここまで練習を頑張れたんだと思っています。あのとき負けて悔しいと思っていなかったら、優勝できていなかったかもしれません。このふたつの大会は僕の中では繋がっているので、ふたつでひとつの思い出として心に残っているのだと思います。

ゾロアークGXです。発売したときから使っていて、とくにルガルガンGXと組ませたデッキは大会でも何度も使って、たくさん勝たせてくれました。使っていた期間も長かったので、僕にとって“相棒”のようなカードです。

もちろん、ゾロアークです！　すごくカッコいいし、アニメでゾロアークが出てくるとそれだけですごく嬉しいです。ゾロアークのぬいぐるみは、僕が持っているポケモングッズの中でいちばん気に入っています。もし願いが叶うなら、ゾロアークといっしょに暮らしたいです！

大阪の日本橋にあるジムによく行っています。とくにドラゴンスターに行くことが多いです。

うーん、もしかしたらできるかも（笑）。マッチングしたらよろしくお願いします。

トレーナーズリーグはジュニアの大会が少ないので、参加するときは普段は行かないエリアのショップに行くこともあります。あとは、自主大会に参加するときもほかのエリアに行くことがあります。