僕は覚えていないのですが、従兄弟が持っているポケカを見て興味を持ったらしいです。当時入院をしていたのですが、関係ないカードをポケカに見立てて遊んでいたとか。
退院後は雑誌についていたポケモンのカード数枚で、簡易的な対戦をしていたそうです。そして、5歳の誕生日にポケモンカードゲームBW「はじめてセット」を買ってもらいました。これは覚えています。

第1回ポケモン竜王戦です。地区予選を勝ち上がって、本戦の準決勝まで行けたのですが、そこで負けてしまいました。これがすごく悔しくて、もっと強くなりたいと思うようになりました。

相手の行動を封じつつ、ダメカンをばらまくタイプのデッキが得意です。ポケモンカードゲームXYシリーズでは、オーロットBREAKを長い間使い続けていました。最近では、ワザ「かいてんひこう」を持ったカプ・コケコや特性「にがにがかふん」のラフレシアなどが好きです。

オーロットBREAKが出た頃からです。対戦相手に使われたときに何もできずに負けてしまったことが悔しくて、自分も使うようになりました。ちょうどその頃から大会の成績が伸びていったので、僕に合っているんだと思います。

デッキはすべてお父さんが作ってくれているんです。なるべく事故がないように、安定感を重視して作ってくれているみたいです。だいたいいつも20種類くらいのデッキを用意してくれるので、その中から手に馴染むものを選びます。

ロック系のデッキは最近あまり強くなかったので、勝つために別のデッキを使うことも多かったです。ただ、強いからと言って苦手なデッキを使うことはあまりないです。僕はレシラム&リザードンGXのように大味なポケモンを使うのは苦手なので、そのカウンターとなるデッキを使うようにしていました。

ポケモンWCS2017です。そこでベスト16になれたのが嬉しかったので、よく覚えています。使っていたのはニンフィアGXとサーナイトGXのデッキで、これもお父さんが作ってくれたものです。

この話を（取材で）言えとお父さんに言われました（笑）。世界大会の直前に参加した自主大会で、お父さんがそのデッキを使って優勝したんです。それで僕も使ったのですが、当時流行っていたサーナイトGXとのミラー戦になったときにマジカルリボンで先に必要なカードを揃えられるので、有利に戦えました。

やっぱり、いまでもオーロットBREAKが大好きです。

ポケカでは使っていないのですが、純粋に好きなポケモンはナマコブシです。見た目もすごくかわいいですし、口から手が出てくる意外性もおもしろいです。

ぬいぐるみが欲しいと頼んだときは、お母さんに「もっとかわいいポケモンがいくらでもいるのに、ナマコブシなの？」と言われてしまいましたが、いまではお母さんもナマコブシがかわいく見えてきたようです（笑）。

ただ、そのぬいぐるみは大会の会場に忘れてきてしまって……。ポケモンセンターで再販されることを願っています。

以前は近所にあるCard Forest与野店とデュエルラックによく行っていました。もともと姉妹店のような関係だったこともあり、片方のジムバトルが終わってからもう片方のお店に向かうと、ちょうど大会をハシゴできるよう時間を調整して大会を開いてくれていたんです。毎週土日はずっとお父さんとふたりでこの2店舗を往復していましたね（笑）。 最近では、ジムバトルよりも自主大会に行くことが多くなりました。「ポケカメモ杯」や「えどぽけ」、「MTリーグ」などによく参加しています。