フジモリ ハルマ

入賞履歴

  • 2024年チャンピオンズリーグ2025 東京 ジュニアリーグ2日目大会 優勝

ポケカを始めたきっかけ ポケカを始めたきっかけ

お兄ちゃんといっしょに
チャンピオンズリーグに向けて練習開始!

ポケカを始めたきっかけを教えてください。
小学校2年生のとき、「チャンピオンズリーグ2022 京都」にお兄ちゃんが出たいと言っていて、僕もいっしょにやりたいと思ったのがきっかけです。ポケカ自体はそれ以前から少し集めていましたが、本格的に対戦をするようになったのがその頃です。
(お父さん)とりあえず2人ぶん申し込んだものの、チャンピオンズリーグは抽選参加と聞いていたので、正直なところ当選するとは思っていませんでした。参加が決まってからは、どうせ出るならということでちゃんと練習をするようになりました。
当時の秋葉原チェルモにお兄ちゃんとその友だちが行っていたので、 いっしょについて行ってジムバトルに参加していました。

得意なデッキ 得意なデッキ

圧倒的な練習量に自信あり!
ミスのないプレイで序盤を耐えて逆転を狙う

得意な戦い方を教えてください。
序盤からガンガン攻める戦い方は苦手なんですけど、反対に序盤はゆっくり耐えながら後半に巻き返すような戦い方は得意です。
それが得意だと気づいたのはどんなタイミングでしたか?
初めてシティリーグで優勝したときに使っていたのがサーナイトexのデッキだったんです。その後も同じサーナイトexのデッキを使って準優勝できましたし、「あくテラスタル」のリザードンexのデッキを使ったときもいい結果が続いていました。逆に「チャンピオンズリーグ2024 福岡」では別のデッキを使って1勝3敗とボロ負けだったので、自分の得意不得意を自覚するようになりました。
お父さんも同じ印象ですか?
(お父さん)現在のところは、いろいろなタイプのデッキを練習するということにあまり重点を置いていないので、ちゃんと練習したうえでどうなるかは分からないのですが、現状では後半に巻き返すデッキが本人の肌に合うというのは間違いないのかなと思います。とにかく練習量ではほかのジュニアリーグの選手たちに負けないぞという自信があるので、そういう意味でも勝負どころが後半に来るデッキの方が勝ちやすいのかなと考えています。

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フィジカルも粘り強い!? シャトルランが得意

ポケカ以外に趣味はありますか?
運動が好きで、シャトルランが好きです。
シャトルランが好きというのは初めて聞いたかもしれないです(笑)。
学校で体力テストがあったときに練習していたので。4年生のときは89回だったのですが、5年生になって少し記録が落ちちゃいました。
小学生で89回だと最高得点の10点ですね! 少し調べたところによると4年生の平均倍くらいですよ。すごい! 走るのが好きなんですか?
うーん、ちょっとだけ好きです(笑)。
スポーツとかやられているんですか?
体操を習っていますけど、いわゆる競技的なガチなやつではないです。マット運動とか、トランポリンとか鉄棒とかをやっています。

デッキ作りで大切にしていること デッキ作りで大切にしていること

デッキ調整のポイントは
負けたときにに納得できるかどうか

デッキ作りで大事にしていることを教えてください。
まずは強いデッキを強く使えるようにしようってお父さんと話しています。公開されている強い人のデッキをいったんそのまま使ってみて、自分に合うように少しだけ入れ替えるような感じです。ナンジャモやツツジみたいな、逆転を狙うためのカードを増やすことが多いです。
(お父さん)チャンピオンズリーグのような長期戦になる大会では、本人が「許せる負け方」か「許せない負け方」かを考えるようにしています。
と言いますと?
(お父さん)たとえば「チャンピオンズリーグ2025 東京」(以下、「CL2025 東京」)ではテツノイバラexとカビゴンには当たったら1回負けても仕方ないよねという話を本人としていたので、その2つへの対策はかなり薄くなっていました。これが仮に、「カビゴンに負けるのは嫌だ」というなら対策を厚くするようなイメージです。ほかにも、このときのデッキはリザードンexが3枚と多めに入っています。
「リザードンex」を2枚にしてしまうと、2枚ともサイドにあって負けたときにちょっとストレスを感じるなと思ったので3枚にしたんです。
なるほど。あらかじめそういう話し合いをしておくと、負けてしまってもすぐに切り替えやすそうだなと感じます。大型大会に適した考え方なのかもしれませんね。

一番思い出に残っている大会、使用したカード 一番思い出に残っている大会、使用したカード

CL優勝と同じくらい思い出深い
友情が芽生えた最初のシティリーグ

いちばん印象に残っている大会は何ですか?
やっぱり、いちばんは優勝した「CL2025 東京」です。でも、もうひとつ思い出深い大会があって、それは初めて参加したシティリーグです。そのシティリーグの前週にジムバトルで知り合った子が、たまたま同じシティリーグに参加することが分かって。いっしょに頑張ろうって言ってたんですけど、本番は2人とも0勝3敗だったんです。
(お父さん)しばらくその子と近くの遊具で遊んでから帰ったよね。
勝てなかったのは残念だったけど、それをきっかけに仲良くなって、いまでは同じチームに入っていつもいっしょに練習する仲になりました。そういう意味で忘れられない大会なんです。
友情が始まったきっかけの大会だったんですね。今後の2人の活躍に注目ですね!

好きなカードとその理由 好きなカードとその理由

リザードンにエースバーン、ラウドボーン
ほのおタイプのポケモンたちがお気に入り

好きなカードを教えてください。
「あくテラスタル」のリザードンexです。「CL2025 東京」で優勝した思い入れがありますし、ワザ「バーニングダーク」が相手にとられたサイドの枚数分ダメージが上がるおかげで得意な逆転を狙う戦いかたができるカードなので。特性でエネルギーをつけられるところも気に入っています。
カードとしてではなく、好きなポケモンだとどうですか?
ゲーム『ポケットモンスター』シリーズで最初にもらえるパートナーポケモンも最終進化形が好きなので、リザードンも好きなポケモンではあります。でもとくに好きなのは、エースバーンとラウドボーンです。とくにエースバーンは、初めてプレイした『ポケットモンスター ソード・シールド』でヒバニーを選んだので愛着があります。

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苦労を楽しみながら成長していってほしい

ポケカをやっていてよかったと思う瞬間はありますか?
CLのような大きな大会で優勝できたり、世界大会に出られたりという経験はポケカをやっていないとできなかったなと思います。
(お父さん)1つは人との縁ですね。ポケカを通して息子が素敵な人たちと出会って、仲良くなって、一緒に楽しめているというのは本当にありがたいことだと感じています。もう1つは、成長です。世界大会を目指すうえで、楽しいだけでなく時には大変な思いをすることもあるかもしれないですけど、大好きなポケカであればその大変さをも楽しみながら乗り越えていけるのではないかなと思っています。その経験は必ず息子のためになると思いますので、本当に素晴らしいコンテンツだなと感じています。

よく行くジム よく行くジム

自主大会でBO3ルールの練習中
ジムバトルは秋葉原チェルモへ

よく行くポケモンカードジムはどこですか?
いちばんよく行くのは秋葉原チェルモです。移転した後もずっと通っています。もうひとつ、マックスゲーム浜松町店も家から近いのでときどき行きます。それから、らぐなろっくゲーミングというお店でBO3(2本先取)ルールの自主大会を開いてくれているので、世界大会に向けた練習のためによく参加しています。
(お父さん)せっかく早めに世界大会の権利を取れたのでいまのうちから練習をしておきたいのですが、BO3ルールの練習が定期的にできる場所はなかなかないので、とてもありがたいです。

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目指すは世界ベスト4。その理由は……?

ポケカに関して、今後の目標やチャレンジしたいことはありますか。
世界大会でベスト4以上になりたいです!
「CL2025 東京」の優勝インタビューではDAY2進出が目標だと言っていたような(笑)。
はい。でもやっぱり次こそはベスト4を目指します。
その順位にこだわりがあるんですね?
(お父さん)シンプルに勝ちたいというのももちろんあると思うのですが、世界大会で32位以上になると海外の拡張パックがもらえるんですよね。それが4位以上になるともらえる量が増えるらしくて。加えて賞金も出るので、よりたくさんのパックを開けられるからかなと(笑)。
なるほど(笑)。やっぱり、パックを開けるのって楽しいですよね!