• レギュレーション
  • レギュレーション

"もっと"限界まで語りつくす! My Favoriteポケカ イトウシンタロウ選手

LINEで送る

連載企画「"もっと"限界まで語り尽くす! My Favoriteポケカ」では、あの有名人やポケカ四天王など様々な人たちから話を聞いて、「My Favoriteポケカ」、すなわち「ポケモンカードゲームの中で気に入っているカード」を、回ごとにテーマを設けながら紹介してもらいます。


今回は、エクストラレギュレーションの「My Favoriteポケカ」というテーマで、ポケカ四天王であるイトウシンタロウ選手にお話しをお伺いしました!



イトウ選手
イトウシンタロウ選手
ポケカ四天王の一人。「ポケモンワールドチャンピオンシップス2016」カードゲーム部門 マスターディビジョン 世界チャンピオン。「誰も気づいていないカードの組み合わせを探していく過程が楽しい」といい、独創的なデッキで予想外の戦いかたをする。

――よろしくお願いします。


よろしくお願いします。イトウ シンタロウです。第二期と第三期ポケカ四天王を務めています。普段は「とーしん」というプレイヤーネームで活動しています。
ポケモンカードゲームDP 拡張パック「夜明けの疾走」「月光の追跡」から始め、ポケモンカード歴はおおよそ12年になります。
「ポケモンワールドチャンピオンシップス2016」で優勝、「ポケモンワールドチャンピオンシップス2019」で準優勝しました。


――そんな輝かしい戦績を持つイトウシンタロウ選手ですが、さっそくお伺いしましょう。エクストラレギュレーションで使えるカードの中での「My Favoriteポケカ」は何でしょうか?


テラキオン(ポケモンカードゲームBW 拡張パック「レッドコレクション」収録)です。


テラキオン


闘タイプのポケモンなので、雷タイプや悪タイプの弱点をつくことができます。具体的には、エクストラレギュレーションでも人気なカードであるピカチュウ&ゼクロムGXを、こだわりハチマキを用いて一撃できぜつさせることができます。



――闘タイプであることが、現在のエクストラレギュレーションで活躍できるチャンスを大きくしているのですね。


はい、他にも、闘タイプであることから格闘道場ストロングエネルギーと組み合わせて使うことができるので、そういったダメージアップできる要素を活かすことでムゲンダイナVMAXも一撃で倒すことも可能です。



――HPが340あるムゲンダイナVMAXすらも! ほかには、どういった魅力があるでしょうか。


SRのイラストが非常に好きですね。


テラキオンSR


全面にテラキオンが構えている感じがして。たしか、「ポケモンカードゲームBW」シリーズから、SRのカード全面にイラストが描かれたカードが登場しはじめたように記憶しています。初めて4枚揃えたSRが、このテラキオンだったと思います。



――たしかに凄みのあるイラストで、これは集めたくなりますね! それでは、このカードを採用したデッキをご紹介ください。




このデッキは、自分がはじめて「ポケモンワールドチャンピオンシップス」の出場権を獲得した時に、実際に使用していたものです。


このデッキで2013年に行われた「バトルカーニバル2013 スプリング」の名古屋会場で優勝して、世界大会に出場することができました。当時は、拡張パック「ダークラッシュ」のダークライEXを中心とした悪タイプのデッキや拡張パック「レッドコレクション」のシビビールを中心としたデッキが流行っていました。これらのポケモンは闘タイプが弱点だったため、闘タイプであるテラキオンは有利に立ち回ることができました。



――流行っているデッキに対して闘タイプが強かった。


「プラズマ団」を中心としたデッキも人気があったので、白銀の鏡を4枚採用して対抗していました。 結果としても、名古屋大会の決勝戦は実際に「プラズマ団」のカードを中心としたデッキとの対戦になり、白銀の鏡をつけたテラキオンが大活躍してくれて、僕を世界大会に導いてくれました。



――一部禁止カードがあって全てができるわけではないものの、当時の思い入れがあるデッキを、あえて調整することなく使うことができるのもエクストラレギュレーションの魅力の一つといえるかもしれません。


そうですね。



――最後に、今後の抱負をお伺いしてもよろしいでしょうか。


2017年に開催された「ポケモンカードゲーム サン&ムーン ウェルカムフェスタ」で、「チャンピオンに挑戦」というコーナーに出演したことがありました。


20170114_100235


たくさんのジュニアプレイヤーと対戦や話しができて楽しかったので、またこのような企画があれば参加したいです。あるいは機会があれば自分で開催できたらとも思いますが、需要があるかはわからないです。もしそういった声があれば教えてほしいです。


――イトウシンタロウ選手、ありがとうございました!



ヤマグチヨシユキ選手へのインタビューが、本日更新で同時掲載されています。合わせてご覧ください。

関連情報

LINEで送る
TO PAGE TOP