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"もっと"限界まで語りつくす! My Favoriteポケカ シマダダイチ選手

連載企画「"もっと"限界まで語り尽くす! My Favoriteポケカ」では、あの有名人やポケカ四天王など様々な人たちから話を聞いて、「My Favoriteポケカ」、すなわち「ポケモンカードゲームの中で気に入っているカード」を、回ごとにテーマを設けながら紹介してもらいます。


今回は、エクストラレギュレーションの「My Favoriteポケカ」というテーマで、ポケカ四天王であるシマダダイチ選手にお話しをお伺いしました! 


シマダ選手
シマダダイチ選手
ポケカ四天王の一人。「チャンピオンズリーグ2019新潟」優勝、「チャンピオンズリーグ2020東京」優勝という輝かしい戦績を持ち、相手の動きを妨害する戦略が得意なプレイヤー。独自の目線でめずらしいカードを活躍させる。大会に参加する時は、決まってホワイトチョコレートとコーラを口にするという。

――よろしくお願いします。


よろしくお願いします。第3期ポケカ四天王として活動しているシマダダイチです。世界大会で上位入賞を目標とし、ポケモンカードと日々真剣に楽しく向き合っています。SNSではサーニーゴというハンドルネームで活動しています。
去年はチャンピオンズリーグにあまり参加できない年となってしまいましたが、それをきっかけにYouTubeで活動しながらポケモンカードを遊んでいます。



――自己紹介ありがとうございます。ではさっそくお伺いしますが、エクストラレギュレーションで使えるカードの中で、シマダダイチ選手の「My Favoriteポケカ」は何でしょうか?


トリトドンポケモンカードゲームXY BREAK 拡張パック「爆熱の闘士」収録)です。


トリトドン


僕は相手を妨害するカードや、デッキへの採用が難しそうなカードの活かし方を考えるのが好きで、「サン&ムーン」シリーズ以前、このトリトドンを考察し、ジムバトルで上位入賞を目標に毎週チャレンジしていた時期がありました。
残念なことに上位3位以内に入れたことはないのですが、ゼロからデッキを作る経験や、相性の悪いデッキに対するアプローチを考える基礎を学べたと思います。


01


――デッキ作りの試行錯誤を経験した、思い出のカードということですね。このトリトドンの場合、どうやって相手を妨害するのでしょうか。


「ねんちゃくは」というワザは、相手のポケモンのにげるためのエネルギーとワザのエネルギーを増やすことができます。このワザとヘッドノイザーフレア団のしたっぱサイレントラボなど様々な妨害カードを組み合わせて、相手の動きを止めてしまうことを目標にデッキを作りはじめました。



――たくさんの妨害系カードを組み合わせることで、相乗効果をねらうと。


はい、そうです。エネルギーを加速する手段は採用していなかったので、時間を稼いでいる間に着実にエネルギーを3枚つけて、ワザ「みずのはどう」で相手ポケモンを倒してサイドを取りはじめるコンセプトでした。

現在のエクストラレギュレーションにおいては、相手を妨害できるカードが以前より増えていると感じているので、もっと様々なアプローチでデッキが作れると思います。
一方、TAG TEAM GXやポケモンVMAXのようなHPの高いポケモンが多いので、当時のようにトリトドンだけでサイドを全て取り切るのは、難しいと感じています。


02


――イラストも素敵なカードですね。


そうなんです! トリトドンというポケモンには、にしのうみとひがしのうみのそれぞれの姿があって、このトリトドン以前に収録されていたものは、にしのうみとひがしのうみでそれぞれにカードがあったと思います。しかし、このトリトドン以後に収録されるトリトドンは、にしのうみとひがしのうみの双方が1枚のイラストに同時に描かれています。この2匹が出会っているこの場所がどういう環境なのか、個人的に気になるポイントです!



――使い方を色々考察しながらよく眺めていたお気に入りのカードだからこそ、イラストにも想像が膨らむといったところでしょうか(笑) ほかには、このカードにどういった思い入れがありますか。


「Vスタートデッキ」や「GXスタートデッキ」の発売はプレイヤーが増えるきっかけとなったと感じていますが、当時、トリトドンのデッキを持ち寄っていたお店のジムバトルの参加者は、それでも30人以上はいました。
ただ、対戦卓が3つしかなかったので6人ずつしか対戦できず、自分の対戦が始まるまで2時間以上待つことがよくありましたね。普通なら退屈してしまうかもしれないのですが、対戦を眺めているだけでも楽しめました。
それはなぜかというと、僕も含めて、好きなカードをメインにデッキを作るプレイヤーがたくさんいたからです。環境の最前線で活躍するカード以外をメインにデッキを作ろうとすると、様々な工夫が必要になってきます。ジムバトルをきっかけに出会ったプレイヤー達に触発されて、トリトドンというカードと真剣に向き合う機会を得ることができました。



――ジムバトルのようなイベントでのプレイヤーとの交流が、ポケモンカードをもっと深く遊んでいくきっかけになったのですね。


はい、好きなカードにこだわる楽しさを教えてもらえたのでとても感謝しています。



――それでは、このトリトドンを現在のエクストラレギュレーションで使うとすると、どういったデッキになるか教えてください。



こういうデッキを作ってみました。今の環境はHPの高いポケモンが多いので、トリトドンのワザ「みずのはどう」で相手を倒すというよりも、動きを止めつつ相手の山札を0枚にして勝ちを目指すことをコンセプトにしました。



――なるほど、環境に合わせながらどうやって強みを活かすか、しっかり考えられていますね。ほかにはどういう特徴があるでしょうか。


マグカルゴとオクタンの組み合わせで、必要なカードを手札に持ってくることができるようになっています。そのおかげで、山札を引くためにサポートを使うのではなく、相手を妨害するためにサポートを使うことができます。


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――やはり妨害......!


また、エネルギーを大量に付けたポケモンで攻撃されると、妨害が間に合わず止めることができないという点がトリトドンの致命的な弱点なのですが、このデッキでは、フリーザーGXの GXワザ「コールドクラッシュGX」でおたがいのバトルポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュし、そういう場合にも対応できます。昔は出来なかった戦い方です。

あと、プルメリやスカル団のしたっぱを採用して、バトルポケモンについているエネルギーでなくてもトラッシュできるようにしています。



――それでは最後に一言お願いいたします。


この一年くらいは、SNSを通じて普段は機会の少ないプレイヤーと交流することがたくさんありました。日本国内はもちろん、海外のプレイヤーともポケモンカードがきっかけで知り合うことができたので、世界的に落ち着いたら海外の大会にもチャレンジして、その様子や楽しさを多くの人に伝えていきたいです。



――シマダダイチ選手、ありがとうございました!

アライケイト選手へのインタビューが、本日更新で同時掲載されています。合わせてご覧ください。

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