『ポケットモンスター バイオレット』を初めて見たときに、パッケージのミライドンがすごくかっこよかったので、お願いして買ってもらいました。それでポケモンが好きになって、ポケモンカードも1パック買ってもらったんです。

「バイオレットex」を買ってもらったのですが、なんとミライドンexが入っていたんです！　それが嬉しくてずっと眺めていたら、どうやって対戦するのか気になって。それで「スターターセットex」を買ってもらって、パパや弟といっしょに対戦をするようになりました。

「チャンピオンズリーグ2024 福岡」ではカビゴンのデッキを使って、相手の山札切れを狙う戦いかたで優勝できたのですが、その前はパオジアンexのデッキをずっと使っていました。

（お父さん）本来は山札切れを狙うよりも、ダメージの高いワザを使って積極的に攻める方が得意なんだと思います。

そのときの環境で強かったリザードンexとパオジアンexに有利だからです。練習段階で、パオジアンexではパパが使うリザードンexにほとんど勝てなかったので、別のデッキを使うことにしたんです。

（お父さん）使用率の高いデッキを自分で使うよりも対策側に回ろうとするのは、私譲りなのかもしれません（笑）。

デッキは最初にパパが作ってくれて、それを使ってみて「これはいる、これはいらない」という感じで話し合いながらカードを入れ替えていきます。

たぶん、ボスの指令かな？

（お父さん）たしかに、ボスの指令はいつも過剰なほど増やしたがりますね。2枚で十分だと思うようなデッキでも4枚入れようとします。入れすぎることのデメリットより、引けないことへの不安が勝っているんだと思います。

優勝したカビゴンのデッキはカウンターキャッチャーが4枚入っている代わりにボスの指令が2枚なんですけど、これも最初は4枚入れたかったです。でもパパと話し合って、最終的に2枚になりました。

近所のジムバトルなのですが、チャンピオンズリーグなどの公式配信で実況をされているアナウンサーの柴田将平さんが参加していて、プレイマットやカードにサインしてもらって嬉しかったので印象に残っています。直接対戦はできなかったのですが、僕も柴田さんも全勝で、オポネントの差で僕が1位で柴田さんが2位でした。

（お父さん）ドラゴンスター日本橋3号店というお店なのですが、用事があって大阪に来られていたみたいです。当時はポケカ公式の動画や生放送を見たことがほとんどなくて、私も息子もアナウンサーさんだとすぐには分からなかったのですが、周りの人たちはすぐに気付いてサインをもらっていました。

カビゴンです！

顔がかわいいからです。最初はそうでもなかったけど、カビゴンのデッキをよく使うようになってからだんだんとかわいいなと思うようになりました。カードだけじゃなくて、ポケモンとしてもカビゴンが好きです。

ミライドンとリザードンと、あとはメタモンも好きです。ミライドンとリザードンはかっこいいから。メタモンはかわいいからです。

BAR UNKNOWNによく行きます。でも、どちらかと言うとジムバトルよりも自主大会に参加することの方が多いです。

（お父さん）できるだけ本番に近い環境で練習をさせてあげたいと思っていて、自主大会だと賞品があることも多いので参加者の本気度が高いんです。大会の緊張感なんかも公式大会に近いものがあると感じていて、なるべくそういった大会に参加させるようにしています。

「チャンピオンズリーグ2024 福岡」で優勝したカビゴンのデッキをそのまま使ったけど4戦やって1勝しかできませんでした。みんな強くて、いい練習になっています。