ポケモンセンターでピカチュウやイーブイの大きなぬいぐるみが当たるくじを引いたときに、拡張パック「仰天のボルテッカー」とVスタートデッキが当たったのがきっかけでした。本当はぬいぐるみが欲しかったです（笑）。

最初はお父さんと対戦していましたが、ゲンガーVMAXのデッキを作り始めてからはジムバトルに参加するようになって。それからチャンピオンズリーグにも参加してみようと思って練習を始めました。「チャンピオンズリーグ2022 京都」で初めて参加して、３勝３敗でした。1勝か２勝できたらいいなと思っていたので、思ったよりも勝てたので楽しくなってどんどんのめり込んでいきました。

やることが分かりやすいデッキで戦うのが得意です。アルセウスVSTARとジュラルドンVMAXのデッキとか、アルセウスVSTARとギラティナVSTARのデッキを使ってきましたが、いまはルギアVSTARのデッキがいちばん気に入っています。でも、本当は特性「うらこうさく」のインテレオンが好きです。

（お父さん）ポケカを教えてくれていた師匠の影響だと思います。師匠は「うらこうさく」が得意だったので。でも、息子に向いているのはやっぱりシンプルで分かりやすい戦いかたですね。

細かい部分は相談しながらですが、デッキの大枠はお父さんに作ってもらっています。

（お父さん）大会本番までにしっかり準備したいので、１か月間の練習期間を取れるかどうかを重要視しています。そのためにはデッキを１か月前に作っておく必要があるので、環境の先読みをするようにしています。いま流行しているデッキAに対抗して流行りだすデッキBに強いデッキCまで予測して、さらにそれに強いデッキDを組んで使うんです。

（お父さん）もちろん失敗もしてきました。読みをことごとく外してまったく勝てなかった大会もあります。でも初めて優勝したシティリーグや「PJCS2023」ではしっかり読みが当たったことも、勝因のひとつかなと思います。ただ、本人が使うデッキに関しては環境に適したデッキというだけでなく、やはり本人が使いやすいデッキに仕上げてあげることが重要だと考えています。

2023年のシティリーグシーズン1です。北海道から福岡まで参加しに行ったのですが、初めて優勝できて嬉しかったです。

もうひとつ、「PJCS2022」では５勝２敗であと１歩のところで決勝トーナメントに上がれなかったので、とても悔しくて記憶に残っています。

「PJCS2022」より前の大会では、最高でも４勝２敗であまり勝てていませんでした。でも「PJCS2022」に向けてよりいっそう練習を頑張って、悔しかったけどそれまでの中では最高の成績を出せました。ちゃんと練習すればそのぶん上手になれるという自信がついたので、もっともっと練習を頑張るようになりました。

かがやくゲッコウガです。これまで使ってきたデッキの中でパルキアVSTARのデッキとルギアVSTARのデッキがとくに好きなので、その両方に入っているかがやくゲッコウガが好きです。いま所属しているチームの名前が「げっこうしゅりけん」っていう名前なので、その影響もあります。

全員ジュニアで、ぜんぶで9人です。メンバーは僕以外みんな千葉に住んでいるので、練習はいつもリモートで参加しています。

バトロコミニ帯広WOW店と、TSUTAYA木野店のふたつです。ジムバトルは週に1回なので、練習は基本的にお父さんやチームの仲間といっしょにやるのがメインです。

はい、そうです。いまはポケカの大型大会でしか直接会えないので、皆に会うために練習を頑張っています。

（お父さん）とくに同学年のエビナユウト選手とハシモトユウヒ選手とは仲が良くて、家族ぐるみの付き合いもしています。彼らも大会で上位に入賞していて、年齢だけでなく実力も近いライバルたちでもあります。