
3月28日(土)と29日(日)に開催された「チャンピオンズリーグ2026 大阪」(以下「CL2026 大阪」)の各リーグ優勝者にインタビューを実施しました。実際に使用されたデッキとあわせてご紹介します。
マスターリーグ優勝 アカギ タツキ選手

詳しいデッキレシピは こちら
ーー優勝おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください。
正直、いまでも夢なんじゃないかと思うくらい実感がなくて、信じられないです。でもとにかく大会に参加できて楽しかったです。チャンピオンズリーグは1年前に「CL2025 愛知」に参加したのが初めてで、今回で2回目でした。前回はギリギリDAY2に進めなかったので、今回は優勝できてめっちゃ嬉しいです!
――2回目の参加で優勝!すごいです!
自分でも出来過ぎた話だなと感じています。配信卓での試合も経験がなかったので1回目はガチガチに緊張してしまってミスもたくさんあったのですが、サブフィーチャー卓も合わせて何度か経験できたおかげで決勝戦では吹っ切れて、のびのびとプレイできました。
――今回のデッキを使用することに決めた経緯について教えてください。
じつはもともとドラパルトexのデッキを使おうと考えていたのですが、大会が近づくにつれて、あまりにも対策の対象になりすぎていると感じてデッキを変えることにしたんです。そのタイミングでフーディンがたくさん結果を出していたのと、知り合いにフーディンのデッキに詳しい人がいたのでアドバイスをもらいつつ構築を調整していました。やっぱり特性でどんどん手札が増えるので安定感があるのが強みだなと感じます。

――決勝戦では、アンフェアスタンプを使われてもまったく困らない様子に対戦相手のアマノ選手も思わず笑ってしまうシーンもありましたね。
自分でも驚くくらい、引きが良かったですね(笑)。スペシャルレッドカードを使われたときも、ワザを使うまでは行かなかったものの十分な準備を整えることはできました。フーディンやノココッチたちの強みが存分に出たなと思います。



――最終局面ではノコッチやケーシィたちを場にあえて出さないプレイングも見られました。
マシマシラの特性「アドレナブレイン」とマリィのオーロンゲexのワザ「シャドーバレット」を合わせて複数同時にきぜつする可能性やイベルタルのワザ「わしづかみ」でにげられなくなってしまう可能性があったので、あそこはフーディンを2匹並べることを最善と考えていました。


――大会を通して、MVPを1枚決めるならどのカードにしますか?
全部と言いたいところですけど、しいて挙げるならフーディンだと思います。特性の「サイコドロー」にもワザ「ハンドパワー」にも何度助けられたかわかりません。もうひとつだけ、テレパス超エネルギーも大活躍でした。グッズが使えない状態でもベンチにケーシィを出せるのが、とても頼りになります。

――デッキの中でとくにこだわられたポイントがあれば教えてください。
改造ハンマー2枚とビワの採用です。そもそもこの2枚が採用されていないフーディンの構築も少なくないと思っていますが、それに加えて改造ハンマーは2枚採用することで相手の想定外から攻めることができたと思います。じつはDAY1では改造ハンマーを1枚、ビワを2枚入れていたのですが、それはそれで相手の意識していないタイミングでビワが使える強みがありました。配信では1度失敗しちゃいましたけど(笑)。


――最後に、「ポケモンWCS2026」に向けて意気込みをお願いします。
環境は今回と大きく変わると思いますが、頑張りたいです。目標はトップカットで!
シニアリーグDAY1優勝 ヨシダ ワタル選手

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――優勝おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください。
まだ実感が湧いていないです。でも今日まで練習はかなりやってきて、決勝トーナメントに進む自信は持っていたので、そこは思った通りだったなと思います。でも優勝できるとまでは思っていなかったので、信じられない気持ちです。
――じつは対戦中から見かけて気になっていたのですが、ヌメラの帽子を被っていらっしゃるんですよね。ヌメラが好きなんですか?
――どんなところが好きなんですか?
どこなんでしょう(笑)。ポケカを始める前からずっと好きなんですが、改めて聞かれると......。でも、かわいいなと思って絵を描いてみたのが最初だったような気がします。
――もうずっと前からいっしょにいるんですね!では、今回のデッキを使用することに決めた経緯について教えてください。
もともとはリーリエのピッピexとオーガポン みどりのめんexを組み合わせたデッキにメガガルーラexとメガアブソルexを採用した形で使っていたのですが、同系統のデッキ相手にダメージが足りないなと感じていました。そんなときに知り合いがつかっていたタケルライコexのデッキを見て、改めてその強さに気が付いたんです。そこでタケルライコexを採用することにしました。



――デッキのこだわりポイントについても教えてください。
1枚ずつ採用しているメガミミロップexとミミロルです。最近シティリーグでも結果を残しているイワパレスの対策として採用したのですが、イワパレス以外の相手にもしっかり活躍してくれて、メガミミロップexで勝負を決める試合が結構多かったです。


――ほかに活躍したカードはありましたか?
ガラスのラッパがとても強かったです。たとえばドラパルトexとの対戦で、リーリエのピッピexにタケルライコexがやられてしまうことがあります。その返しにガラスのラッパとアカマツを使ってメガガルーラexに素早くエネルギーを集めることでワザ「マシンガンコンボ」でサイドをとり返せます。しかもドラパルトexのデッキはサマヨールやヨノワールの特性「カースドボム」を絡めないとメガガルーラexを1回の番で倒せないので、メガガルーラexがもう1度攻撃できることが多いです。

――1回分の番のアドバンテージが得られるのは非常に大きいですね。それでは最後に、「ポケモンWCS2026」に向けて意気込みをお願いします。
ポケモンWCSは初めての参加ですが、絶対に優勝したいです!
シニアリーグDAY2優勝 クラモト ケイタロウ選手

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――優勝おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください。
優勝した実感がなくて、まだ頭がふわふわしています。
――チャンピオンズリーグの参加は何回目なんですか?
じつは今日が初めてなんです。対戦を始めたのは1年前くらいで、シティリーグには何度か参加しています。
――チャンピオンズリーグ初参加で優勝ですか!じゃあいまのところ勝率100%ですね(笑)。大会に向けてどんな準備をされましたか?
いつも練習している仲間たちと調整を重ねてきました。大会にもいっしょに参加していて、ずっと応援してくれていました。
――どこで知り合われた方たちなんですか?
お父さんの会社の後輩の方々なんです。お父さんはポケカをやってくれないのですが、後輩の方たちがいつも手伝ってくれています。
――お父さんが繋いでくれた縁なんですね(笑)。では今回のデッキを使用することに決めた経緯について教えてください。
マリィのオーロンゲexをずっと使い続けてきていて、いちばん自信があるデッキなので今回もいっしょに戦いました。環境的には向かい風のように見えると思いますが、イベルタルをうまく使えば苦手な相手にも戦えると思っています。

――具体的にはどのように戦うのでしょうか?
タケルライコexのデッキやリーリエのピッピexとオーガポン みどりのめんexのデッキとの対戦では、テツノイサハexにマリィのオーロンゲexが倒される場面がよくあります。その返しにイベルタルのワザ「わしづかみ」でにげられないようにして、ボスの指令も絡めつつ最後にマリィのオーロンゲexのワザ「シャドーバレット」で一気に倒すようなプランをとるようにしています。


――デッキのこだわりポイントについても教えてください。
やっぱり、イベルタルです。もともとはふしぎなアメを3枚採用していたところを、1枚削ってイベルタルを入れたんです。それまではタケルライコexにまったく勝てていなかったのですが、イベルタルのおかげで勝率がグッと上がりました。ふしぎなアメが足りなくて困る場面もなくはないのですが、イベルタルの活躍の方が大きいと考えています。何度もピンチを救ってくれて、大活躍でした。
――そう聞くと使ってみたくなります!改めてイベルタルの強みを教えてください。
HPが110あって、闘タイプへの抵抗力もあわせて絶妙に攻撃を耐えてくれます。何よりにげるためのエネルギーが必要ないのがとても優秀です。ワザ「わしづかみ」を使った後にスムーズにマリィのオーロンゲexへ繋げられるのが、似た役割を持つマラカッチとの差別化ポイントだと思います。
――それでは最後に、「ポケモンWCS2026」に向けて意気込みをお願いします。
ポケモンWCSも初参加ですが、まずは決勝トーナメントに残りたいです!
ジュニアリーグDAY1優勝 サガラ ソウタ選手

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――優勝おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください。
もともと「ポケモンWCS2026」の参加権利は持っていたのですが、それでもチャンピオンズリーグでの優勝は素直に嬉しいです。記念の盾をもらえるのと、CSPランキングでもトロフィーのアイコンが表示されるのに憧れていたので。
――大会に向けてどんな準備をされましたか?
地元山梨の仲間といっしょにたくさん練習してきました。対戦の相手をしてくれるだけでなく、デッキ構築を教えてくれたり、さまざまな面でサポートをしてくれたり。今回優勝できたのはみんなのおかげだと思っています。関わってくれた全員に感謝を伝えたいです。
――今回のデッキを使用することに決めた経緯について教えてください。
フーディンのデッキはとにかく手札が多くなるので簡単そうに見えて、カードの選択肢が多いぶんプレイの分岐も増えて、じつは使いこなすのが難しいデッキだと思います。僕はこれまでロストゾーンを使うデッキやサーナイトexデッキを好んで使ってきました。キュワワーの特性「はなえらび」やキルリアの特性「リファイン」で手札を増やして戦う部分が、フーディンのデッキとも使用感が近いのではないかと思って試してみたところ、直近の勝率が9割越えとかなり良かったので「CL2026 大阪」でも使うことに決めました。


――デッキのこだわりポイントについても教えてください。
フーディンのデッキに採用されることが多い特性「エースキャンセラー」のゲノセクトをあえて採用していないところです。もともとは採用していたのですが、友だちが「ゲノセクトはなしでもいいんじゃないか」っていう話をしていて。最初は本当かなぁと思いながらも試してみると、ラッキーメットがあればアンフェアスタンプを受けても意外と大丈夫だと気づけました。


――試してみたからこそ気づけたんですね。
バトルコロシアムを4枚採用しているのもこだわりポイントです。以前は3枚だったのですが、「ニンジャスピナー」で登場したメガゲッコウガexの特性「ひっさつしゅりけん」でケーシィやノコッチ(HP60)が倒されてしまうようになったので、ノコッチ(HP70)をバトル場に出しながらベンチはバトルコロシアムで守らないといけないと思い、最大枚数の採用になりました。



――大会を通して、もっとも活躍したと思うカードはどれですか?
ノココッチです。特性「にげあしドロー」は山札を3枚引けるだけでなく、ついているカードもまとめて山札にもどってくれるのが強いところです。リッチエネルギーをつけたノココッチが「にげあしドロー」を使うコンボがとても強力で、フーディンのデッキには欠かせない存在だと思います。

――それでは最後に、「ポケモンWCS2026」に向けて意気込みをお願いします。
目標は高く、優勝を目指します。
ジュニアリーグDAY2優勝 アラキ ユウタ選手

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――優勝おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください。
優勝できてすごく嬉しいのですが、ちょっと疲れちゃいました(笑)。
――長丁場お疲れさまでした......!ちなみにどちらから来られたんですか?
大分から来ました。いつも大分や熊本、北九州などいろいろな自主大会に参加しています。そこで知り合った人たちと今回もいっしょに参加していますし、現地には来ていない人も含めて本当にたくさんの人が応援してくれていました。みんなのおかげでここまで来られました。本当にありがとうございます。
(お母さん)ユウタがポケカと出会った頃は私も主人もポケカのことは詳しくありませんでした。そんなときに通っていたジムバトルで親身になって教えてくれる人たちが本当にたくさんいたんです。あの頃からいまにいたるまで、ユウタに関わってくれたすべての人たちに感謝しています。
――これまでに出会ったすべての人たちとの縁がユウタ選手を支えているんですね。改めて、大会に向けてはどんな準備をされてきましたか?
とにかく毎日ひたすら練習をしていました。前回の「CL2026 福岡」も含めてドラパルトexデッキをたくさん練習したおかげで理解度が深まり、ドラパルトexデッキどうしの対戦はとくに自信をもってプレイすることができました。

――ドラパルトexデッキのどんなところが自分に合っていると感じますか?
ドロンチの特性「ていさつしれい」で手札をたくさん増やせるのが好きです。以前にサーナイトexのデッキやロストゾーンを使うデッキを使っていたので、キルリアの特性「リファイン」やキュワワーの特性「はなえらび」で培った経験が活きていると思います。

――デッキのこだわりポイントについても教えてください。
ふしぎなアメを1枚も採用していないところです。ドロンチにさえ素早く進化できれば、ふしぎなアメがなくてもドラパルトexまで繋げられるので、その分の枠をほかのカードに回すことにしました。1枚だけ採用している時期もありましたが、1枚だけだと結局欲しいときに手札にある可能性が低いので、思い切って0枚にしました。

――大会を通して、もっとも活躍したと思うカードはどれですか?
アンフェアスタンプです。このカードのおかげで相手の動きが止まることは多かったです。決勝戦でも大きな勝因のひとつになっていたと思います。
――今日は「ポケモンWCS2024」のTシャツを着ていらっしゃいますが、選手として参加されていたんですか?
はい。「CL2024 札幌」で権利を得て、初めてポケモンWCSに参加しました。今回また権利を獲得できたので、2度目の挑戦になります。
――それでは最後に、「ポケモンWCS2026」に向けて意気込みをお願いします。
前回はDAY2に行けなかったので、今回こそはDAY2まで勝ち進みたいです!
「CL2026 大阪」は、多くの人がドラパルトexのデッキを強く意識して臨んだ大会でした。しかしと言うべきか、それゆえにと言うべきか、マスターリーグでTop4に残ったのはフーディン、マリィのオーロンゲex、イワパレス、ロケット団のミュウツーexという面々。ドラパルトexは不在の群雄割拠状態。ふたを開けるまで分からない、大会のおもしろさが表れた結果だと言えます。
次回の「チャンピオンズリーグ2026 愛知 May」は2026年5月9日(土)・10日(日)に開催されます。2026シーズン最後のチャンピオンズリーグではどんなデッキが活躍するのか、どうぞお楽しみにお待ちください。