新しいストーリーが届いたよさっそく読んでみよう
ここだけの話だが、珍しいポケモンが人々の間で伝説や幻と噂されるように、ポケモンたちの間でもトレーナーやモンスターボールの話題が出ることがあるらしい。その朝、ユキワラシがクリムガンから聞いたのは、甘くて危険な「ウワサのみ」の話だった。
毒のある物言いをすれば、角が立つ。例えば、“大きいやつの方が強いなんて、当たり前じゃない?”などと、力自慢の大きなポケモンに言うべきではない。そう思ったとしても口には出さないのが森で生きるすべだ。しかし、ビードルはついつい毒づいてしまうのだった。
釣り人はため息をついた。獲物用のバケツに、いつのまにかオクタンが居座っている。すでに、自分の物のように日向ぼっこを謳歌して完全無視だ。釣り人は彼をツンとつついてみる。「わあ、キミ、冷たくて気持ちいいね」暑いからちょうどいいやと、さらに触った彼女の顔が真っ黒になったのは、すぐ後の話。
チームワークがない。トレーナーにそう言われたばかりなのに、ポケモンたちには協調性どころか会話ひとつなかった。ニューラは爪を研いでマーイーカに勝負を仕掛けようと好戦的な笑みを浮かべる。対するマーイーカは雪にへばりついて落ち込んでおり、全然戦うモードじゃない。
ラルトスが恐れない唯一の人間。猫背でマスクの、内気な男。ポケモンを持たない男は、いつも花畑で待ち合わせラルトスの隣に座り、静かに時間を過ごして去っていく。彼が微笑みかけると、ラルトスのツノはじわりと温まる。そんな彼と、いつか、他のポケモンとトレーナーのようになれたら。その願いは、まだ小さな胸の中にしまったまま。
女の子が店の前に立っていた。やけに虚ろな、真っ暗な目をしていた。声をかけても返事はなく、マスターは困ってしまった。副店長ともいうべきマスターの相棒――マホイップが店の中からどうしたのだと様子を伺っている。このまま帰ってもらうのも気が引けて、少女を店内に案内した。
「アタシとジュペッタの絆、とっても強いんだ!」もう一度誰かに愛された時、ジュペッタの怨念は晴れ、もとのぬいぐるみに戻る。そんな言い伝えを、幼いころに聴いていた。それでも、フヨウとジュペッタは繋いだ手を離さない。私たちが選んだ未来だけを、一緒に突き進んでいこう。私たちの、特別なステップで。
ナゲツケサルの群れの中、動きについてゆくのもやっとの、幼きメッソンの習慣。それは、ボスと向き合って行う、朝の秘密の特訓。心をひとつに、重ねて。たとえちがうポケモンだとしても、共に鍛え、寄り添い、生きていく、ひとつの家族の物語。
梅雨明けの日がやってきた。この平原では、この日に必ず七色のキラキラした橋が見られる。今日こそあのキラキラのふもとにたどり着いてみせると、ピカチュウが気合を入れると、体中からバチバチとほうでんした!橋のふもとには、何があるんだろう。空の上まで届きそうな速度で、ピカチュウは駆け出していく。
ポッポが普段いない場所にいた、たったそれだけの情報が博士の予定を狂わせた。オーキド博士は根っからの研究者だ。翌日も早いことなんてお構いなし。興味深いデータが手に入ったと分かるやいなや、スイッチが入ってしまうのだ。
たくさんのイラストからお気に入りをみつけて、ストーリーを想像してみよう