こんにちは! ポケカ調査員レナです。


なにやら、ビジネスチャンネルにありそうなタイトルで
ん??と思った方もいらっしゃるんじゃないですか?

そう、我々ポケカファンにとってのクリエーターといえば、もちろん
ポケカの開発会社、株式会社クリーチャーズのことですよね∑d(ゝω・●)

いきなりクリーチャーズといわれても、ピンとこない方も、
イベントで青いカーディガンを着ている方々、といわれれば
すぐに思い浮かぶんじゃないでしょうかヽ(・∀・*)

彼らは、ポケモンカードゲームの産みの親。
ポケモンカードゲームをどうデザインし、どう形にし、どう投げかけるか、
常にそんなことを考えて、私たちに、こんな面白すぎるカードゲームを
提供してくれているんです(*´∀`)!

今回は、そんなクリーチャーズの
ゲームクリエイター・長島敦さんと、
アートディレクター・古閑謙一さん
お二人に、新シリーズ「ポケモンカードゲームXY」について、
ティーチャー タカシマとともに、お話をうかがってきました!

131214np1.png長島敦
株式会社クリーチャーズ所属/ポケモンカードゲーム ゲームディレクター。
プレイ環境のデザインやゲームロジックの設計など、
ゲーム仕様全般のディレクションを手がける。

 


ティーチャー タカシマ(以下タ)
先日、「はじめてセット」「はじめてセット forガール」が発売となり、
いよいよ新シリーズ「ポケモンカードゲームXY」が始まりましたね。
ポケモンカードゲームファンも楽しみにしてくれていたみたいですよ。


長島敦(以下ナ)
それは嬉しいですね。
といっても、XYシリーズの新たなゲーム環境が本格的に始まるのは
拡張パック「コレクションX」「コレクションY」発売からですが。



拡張パックの全貌は、まだ明らかになっていませんから、
web上でルール変更告知や、イベントレギュレーションなんかを見て、
プレイヤーたちは、いろいろかきたてられているようです。



いろいろ予想して、自分なりの戦略を想像できるこの時期は、
プレイヤーにとっては、ある意味一番楽しい時期かもしれませんね。

XYシリーズの環境になったら、デッキも変わってきますから、
発売から、さてどうしようという勝負の時期を迎えます。



まず、新しい要素のM進化(メガシンカ)というのが
「新次元」のひとつですよね。



そうですね。
M進化(メガシンカ)ポケモンのロジックは、実は1年くらい悩みました。

131214MEGAFUSHIGIBANAMEGAKAMEX.jpgBWシリーズではポケモンEXが最高峰に達していたので、
「さらにその上か、これは難しいぞ」と戦慄しました(笑)

「新次元」というキーワードで考えたとき、シンプルに考えるなら
2進化したポケモンをもう1段階進化させる、ということも検討しましたが、
それだと難易度が非常に高くなるんです。

3回進化させるためには、あらゆるトレーナーズを駆使しなければならないし、
そのことに注力するあまり、本来のポケモンバトルや駆け引きが
楽しめなくなります。

これは僕が目指した環境とは、違ってしまいます。
そもそも、必要なカードが多くなりすぎて60枚におさまらない。

131214np3.pngほかには、デッキに入れられるのは1枚までという案も、検証しましたが、
せっかくのM進化(メガシンカ)ポケモンですから、出たら出ただけ入れたいですよね。

M進化(メガシンカ)ポケモンを中心にデッキを構築する楽しみを優先して、
この案はボツにしました。

もっと強くしてみたりもしましたが、そうするとバランスが崩れてしまうし、
とにかくありとあらゆる案を徹底的に検証し、今の形になりました。

今の環境を保ちつつ、デメリットと強さを絶妙なバランスに
仕上げるのに、苦労しましたね。


勝負どころが難しいですよね。
どこでM進化(メガシンカ)する1回の番を費やすのかっていうタイミングが。


本当、使うのは難しいですよ。

テストプレイでも「あの時なっておけばよかった」と
しょっちゅう反省しています。

それこそ「ならない」という選択肢もありますからね。
どちらが良いか、正解がわからない場面も多々ありますから、
そこにプレイングの差が生まれます。



ほかにも、ルールもふくめ、新シリーズで切り替わった点がいくつか
ありますが、新シリーズではどのような点に気をつけたんですか?



まず、もっといろいろなポケモンでデッキが組めるようと考えました。

そのために、いくつかルール変更をしました。
たとえば「ポケモンキャッチャー」をコイン判定に変更しましたが、
それによって2進化ポケモンが育てやすくなり、
進化ポケモンも活躍するような新しい環境になりました。

131214PokemonCatcher.jpg
確かに「ポケモンキャッチャー」のコイン判定というのは
大きな変更ですよね。

これまでは、「ポケモンキャッチャー」で呼び出されることを考えると、
ベンチでじっくり育てるデッキは少し怖かったですからね。



先攻プレイヤーの最初の番にワザが使えなくしたのも、
たねポケモンをたおされにくくして2進化ポケモンを育てやすくするという
狙いがあります。



あと僕はテストデッキなんかを触らせてもらう立場にいるんですけど、
サポートの変化も大きなポイントであると感じました。

BWシリーズでは、山札から引いてくる効果が多かったのですが、
XYシリーズは、結構いろんな効果が出てきますよね。

131214np2.png
はい。もうひとつの大きなポイントとして、
BWシリーズから遊び続けてくれているプレイヤーと
XYシリーズから始めてくれるプレイヤーをどちらも楽しませるには
どうしたら良いか、という課題がありました。

両者にはプレイスキルやカードゲームへの理解度に隔たりがありますから、
そのどちらもが満足できる遊びというものに頭を悩ませました。

そこで、BWシリーズのシンプルな楽しさはそのままに、
より奥深いデッキ構築ができるよう、2段構えのようなイメージで設計しました。
奥深さの要素のひとつが、サポートの多様化です。



なるほど。
「フレア団のしたっぱ」を使うか「クラッシュハンマー」を使うか、
みたいな差も出ますよね。

131214FLAREDANnoSHITAPPACrushHummer.jpg
そうなんです。
サポートの「フレア団のしたっぱ」は確実に相手のエネルギーをトラッシュできるけど
番に1枚しか使えない。

一方、「クラッシュハンマー」はコイン判定だけれども、グッズなので
複数枚使うこともでき、同時にほかのサポートを使って
手札を入れ替えたりもできる。

どこに重きを置くかで、どちらを使うかが変わってきます。
もしくは両方フルで入れて、徹底的に相手を妨害するデッキを
作ることもできます。

 

実はBWシリーズは「わかりやすい勝負」というのもテーマにしていました。
成り行きでなんとなく勝った負けたではなく、
「あのときあのカードを引けていれば勝てたのに......!」という、
なぜ勝てた(負けた)のかが、自分も相手もわかりやすいバトルです。

XYシリーズから始めるプレイヤーには、もちろんシンプルに楽しめるということは
担保しておきながら、BWシリーズから遊んでいるプレイヤーには
「自分だけのデッキ」をじっくり育てる楽しみを追加しました。

それが既存プレイヤーと新規プレイヤーのどちらも楽しめるということで、
その点はうまく融合できたと思っています。

131214np4.png
そういうプレイングもひっくるめて、個性だったり
XYシリーズらしさだったりするんでしょうね。

それでは、最後にプレイヤーに一言いただけますか。



BWシリーズから遊んでいるプレイヤーは、BWシリーズとXYシリーズを見直して、
ゼロからデッキを再構築してみてほしいです。

環境が変わって、カードの使いどころが変わったり、BWシリーズでは
弱いとされていたカードが、再注目されることもあるかもしれませんから。

新規プレイヤーは、XYのカードだけで十分楽しめます。
これから第2弾、3弾でカード資産をより充実させていくので、
ぜひ期待していてください。

そしてどちらのプレイヤーも、たくさんバトルして
自分の戦いを追求していってください。



これからの商品も、楽しみにしています!
本日は、ありがとうございました。


ありがとうございました。

 

 

いかがでしたか?
憧れの長島さんを前に緊張しまくりましたが、ここでは言えない
開発中のあんなコトやこんなコトを聞けて、もうもう、感動でした。・゚・(ノ∀`)・゚・。


すごく色々な視点からポケモンカードゲームを考えていて、
時に見渡して大胆に、時に掘り下げて鋭く、ゲームを作り上げる
姿勢が印象的でした(。>д<)


ではでは、またおもしろい調査対象を見つけたら、ご報告しますね!


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イベントマスター コウヘイ

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ポケカ調査員 レナ

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